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2007年9月29日 (土)

「貝ホイホイ」

27日に続いて本日も潜水調査。社会人学生をされている二宮さんが、スギノキミドリイシという熱帯性サンゴから、シロレイシガイダマシという小さな巻貝を引き寄せる物質(誘引物質)を抽出したいということで、サンプルを採取した。造礁サンゴを食べて殺してしまう動物として、オニヒトデが有名だが、シロレイシガイダマシの仲間も大量にサンゴに群がって食べ、大きな被害を与える。大量に群がってくるのは、サンゴの分泌物が貝を誘引しているから、と考えられている。もし、どんな化学物質が貝を引き寄せているのかがわかれば、ゴキブリホイホイごとき「貝ホイホイ」が作られて、サンゴの捕食被害を防げるかもしれない。いまのところ、四国西部ではシロレイシガイダマシの駆除をダイバーらが手作業でやっているらしい。なかなか大変な作業です。

P9290023調査地は当研究施設の近く、横浪半島太平洋側の池ノ浦漁港周辺で、スギノキミドリシの断片を拾い集めた。池ノ浦は、見事なサンゴ群落が広がっていて、小さな熱帯魚がたくさん群れている。そのうち、水温が上昇してくると、大きな熱帯魚も現れるようになるかもしれない。写真はミスジチョウチョウウオと思われる幼魚。

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コメント

検索ヒットさすがです。
執○さんは大人の都合でNGだったので頓挫、レイシガイホイホイまだ興味あります。

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